インプラントの化膿と30万円の新義歯

投稿日:2017年1月26日

カテゴリ:入れ歯の症例

下の前歯に入れたインプラントが化膿してひどく痛む ということを主訴として来院された70代後半の女性です。
矢印のところが化膿したインプラントの部位であり、歯肉が腫れています。

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レントゲンを診るとインプラントの周囲に骨はなく、このインプラントは単なる体を化膿させる異物となっていました。
お歳をめした方は一生懸命歯を磨いているつもりでも、残念ながらその技術が低下し、インプラントが化膿してくるケースが多々あります。

抜歯したところです。
もともと骨がないところに、さらにインプラントが化膿することによって骨が少なくなり、顎がえぐれた状態になっています。
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当医院の保険の入れ歯でも、そこそこ良い評価を頂けたのですが、 「より噛めるようにしたい、入れ歯のバネ(クラスプ)が見えないようにしてほしい」 という希望を受け、自費の義歯を製作することにしました。

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ほぼ無調整で痛みなく使用することができるようになりました。

このノンクラスプ義歯の金額は30万円+税でした。
もちろん、テレスコープ義歯の方が噛めますし、仮に残っている歯がダメになっても作り直しをせずに修理して使えるという大きな利点があります。しかし、テレスコープ義歯は30万円では作れません。70~100万円はかかってしまうと思います。
費用対コストの事を考えると、今回のノンクラスプ義歯は非常に良い物ではないかと思います。