費用対効果(コストパフォーマンス)の高い自費部分入れ歯(ミラクルデンチャー)
投稿日:2019年3月17日
カテゴリ:01.ミラクルデンチャーの症例
前回の続きです。
60代女性、多くの歯が揺れて噛めない という主訴でいらっしゃいました。
多くの歯が末期の歯周病で、残念ながら残せそうにありません。
インプラント治療が理想ではあるのですが、いくつか問題がありました。
・インプラントも歯周病になります。歯周病の傾向が強いので、インプラントが歯周病になる可能性があります。
・ない歯の本数がかなり多いため、その分だけインプラントを入れる本数が増え、治療費がかなり大きくなる。
・高額な治療をするので、長期に持つものを作りたい
検討の結果、決して安いわけではありませんが、インプラントの見積もりよりも半額程度でできる、テレスコープ・デンチャーを上顎に行うことにしました。
また、下顎は比較的残せる歯が多かったため、ミラクルデンチャーを行うことによって費用を抑えることにしました。
治療結果です。
入れ歯を入れたところ、全く動かず、噛めるようになりました。
入れ歯を外した下あごと入れ歯の写真です。
入れ歯を入れてもバネは全く見えません。
また、かなり安定してフィット感も良いです。
ミラクルデンチャーと言います。
利点は
・バネが見えない
・高額とはいえインプラントやテレスコープデンチャーよりは安価である
欠点は
・残っている歯がダメになった時、作り直さなければならない
です。
金額は385,000円(税込) でした。
もしインプラントならば70万以上したはずですので、半額でできたことになります。
私自身はインプラントも結構やっています。しかしインプラントが全てとは思っていません。
患者様の都合に合わせて、様々な手段を用いて治療を行なっています。
年齢 | 60代女性 |
---|---|
治療費 | 385,000円(税込) |
リスク・注意点 | ・入れ歯は経年による劣化、日々の使用によって摩耗していきます。 ・日々のお手入れ、定期的な咬み合せの調整が必要となります。 |
※ご来院前に当院の入れ歯治療のページをご覧いただけるとスムーズかと思いますのでぜひご覧ください。
■ 他の記事を読む■