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小臼歯を抜かない矯正治療1

投稿日:2020年1月28日

カテゴリ:05.矯正(大人)の症例 未分類

中学1年生の女の子です。

お姉さんも当医院で矯正治療を行いました。

かなり凹凸の強い歯並び(叢生)です。

単に叢生であるばかりではありません。

写真ではわかりませんが下顎が後ろに下がり、なおかつ右に回転しております。そのため、右顎が顎関節症になり始めていました。しかし、症状は出ていません。顎運動装置CADIAXから分析してわかりました。

一般的には矢印の歯を抜いてスペースを作り、歯を並べます。

しかし、オーストリア咬合学を基としたMEAW法もしくはGEAW法では、小臼歯がアゴの関節を守るという考えを持っているため、小臼歯を抜きません。
そのかわり、中学生ではありますが、埋伏している親知らずを抜歯して矯正治療を開始しました。

なお、「小臼歯を抜かないから良い矯正」とは当医院は思っておりません
小臼歯を抜かないMEAW/GEAW法にも欠点はあります。
具体的には割とがっしりとした、大きめの歯並びになるということです。
「とにかく口元を引っ込めてほしい、鼻の頭と顎先を結んだライン(Eライン)よりも口元を下げてほしい」という主訴をお持ちの方には向かないと思います。
しかし、それでも良い点はいくらでもあると思います。
矯正治療法はその流派が30以上あると聞きます。
世の中に完全無欠・金甌無欠の完璧な治療法というものはなく、どんなものにも利点があれば欠点があるということをご理解ください。