バネの見えないよく噛めるミラクルデンチャーの症例

投稿日:2019年10月30日

カテゴリ:01.ミラクルデンチャーの症例 09.咬み合せの症例

バネの見えないよく噛めるミラクルデンチャーの症例①

50代半ばの女性、愛知県からいらっしゃいました。
「右上2がインプラントなのですが、その隣の歯を失ってしまった、どこに行ってもインプラントを新たに入れることを勧められる。何とかならないか」
という事が主訴でした。

インプラントと自分の歯をつなげてはいけないという大原則があります。
そのため、どこに行っても「隣にインプラントを入れる」という提案がなされても仕方ありません。
インプラントはやりたくないという希望を受け入れ、インプラントは骨の中に埋まったままにし、周りの被せ物を外して歯をつなげる「ブリッジ」という治療法(保険診療)を行いました。

実は問題点は「インプラント」だけではありません。
かみ合わせが悪すぎて、口を閉じるたびに顎の関節が外れるというトラブルもありました。

 

 

あごの動きを計測する機器 CADIAXの計測結果です。読み取り方は難しいのですが、とりあえず、口を閉じると顎の関節が外れる、という事がこの図から読み取れる、とお思い下さい。

ミラクルデンチャーを装着・治療完了

治療後です。
入れ歯のバネを見えない様にしてほしい、保険の入れ歯よりもフィット感のあるものにしてほしい という希望を受け、下あごにはミラクルデンチャー385,000円(税込)を装着しました。
 

義歯を入れたところ

義歯を外したところ

バネは見えず、保険の義歯と比較してフィット感が高いという評価を頂きました。

あごの関節の動きです。口を閉じても顎の関節が外れるという事は無くなりました。

ミラクルデンチャーはあくまで入れ歯です。入れ歯である限り違和感や咀嚼能力に限度はあります。違和感や咀嚼能力はインプラントには及びません。しかし、保険の入れ歯よりははるかに優れます。
385,000円(税込)です。インプラント1本分の金額で1個入れ歯を作ることができます
費用対効果に優れると思います。

年齢 50代女性
治療費 385,000円(税込)
リスク・注意点 ・入れ歯は経年による劣化、日々の使用によって摩耗していきます。
・日々のお手入れ、定期的な咬み合せの調整が必要となります。

バネの見えないよく噛めるミラクルデンチャーの症例②

保険の入れ歯が使えないので新しく作りたい、できれば針金・フックが見えないものを という60代女性です。

入れ歯が合わないのは入れ歯だけが悪いのでは有りません。歯並びが悪いのです。

この症例では右上の奥歯が少々飛び出しておりました。虫歯のほとんどない綺麗な歯でしたが、合いの良い入れ歯を作るために、被せ物にして歯並びを整えました。

 

術後です。

下顎に入れ歯を入れましたが、はり金・フックのたぐいは見えません。

顔を近づけて凝視しない限り、入れ歯であることはバレないと思います。

期間 上の歯の治療2ヶ月、ミラクルデンチャー2ヶ月
費用 ミラクルデンチャー 35万円+税
メリットデメリット 咀嚼能力はインプラントに劣ります。
しかし、外科処置をほとんど必要とせず期間も短く体に優しく、しかもインプラント1本分の金額で多数歯の治療ができるため、コストパフォーマンス・費用対効果の点で大きなメリットがあると思います。

歯並びが悪いと歯が悪くなりやすいし、治療をしても満足な結果を出すのが難しいです。

この症例をご覧になった方はお子様、お孫様の歯並びを気にかけてほしい と思います。

歯並びが悪いと生涯のうちのどこかで必ず苦労します。

※ご来院前に当院の入れ歯治療のページをご覧いただけるとスムーズかと思いますのでぜひご覧ください。

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