装置が目立たない矯正 マウスピース矯正 歯並びを治さないと被せ物が入らない
投稿日:2021年3月21日
50代女性、奥歯が歯周病で抜歯せざるを得ず、インプラント、ブリッジ、入れ歯のいずれかを入れなければなりません。
歯並びが悪く、歯と歯が平行になっていないと、被せ物でつなげることもできません。
入れ歯を入れようとしても、斜めになている歯に引っかかって入れ歯を入れることができません。
インプラントを入れようとしても、近くに斜めの歯があると、それに合わせて斜めに入れなければなりません。
どうしても矯正治療が必要であることを説明し、同意を得ました。
大学を卒業して約25年になりますが、長くひとところで診療をしているとどのように歯が失われていくかが見えてきます。歯並びの悪い人はたとえ虫歯や歯周病が軽度であっても、40代半ばくらいから歯が悪くなってきます。
歯並びが悪いという事は、ある特定の歯に力が余計にかかるという事です。その歯が徐々に悪くなってきて、40代半ばくらいから欠損がはじまります。
欠損した所にインプラントや入れ歯を入れても、そもそもそこに過大な力がかかって歯が無くなった場所ですので、インプラントや入れ歯がダメになったり、もしくはそこに噛み合う歯がダメになってきます。
ビッグデータの解析より、受け口の人は明らかに80歳時点で残っている歯の本数がそうでない人よりも少ないという事がわかっております。
40代の方は いまさら歯並びなんて と思わず、40代の方こそ、矯正治療をお勧めします。
40代の方はお子さんも矯正が必要な年ごろです。
当医院では家族割引を行っていますので、ご相談ください。
装置を入れたところです。
アップの写真であるため、目立つと思われるかもしれませんが、実際は透明なので目立ちません。
約半年後です。
これだけはと歯が平行になってくれれば、右上の歯がないところもブリッジ(連結した被せ物)を入れることができます。
審美的にも気に入っていただけました。
期間 | 約半年 |
料金 | 385,000円(税込)、3,300円(税込)×6回、保定装置55,000円(税込) |
デメリット | 奥歯、大臼歯の噛み合わせに問題がある型の場合は、ワイヤー矯正にせざるを得ません。 |
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