埋まっている歯を引っ張り出して捻じれを改善した小学生の矯正治療

投稿日:2018年3月11日

カテゴリ:04.矯正(小児・小学生)の症例 09.咬み合せの症例

小学校4年生の男性です。歯並びが窮屈で生えきれないことを主訴として来院されました。


噛み合わせが低く全体的歯列が狭いと診断し、顎の計測機器CADIAXで得られたデータをもとに顎の位置を変えました。

オーバーレイによって噛み合わせを高くして、かつ下顎を多少前に出しています。

しかし、右上の側切歯と言われる前歯が完全に埋もれていて、生えてきませんでした。
そこで歯ぐきを切開し、埋もれている歯に装置をつなげました。かなり深いところに歯があったため、深く歯ぐきを切らねばならず、痛みがあったと思います。しかし、小学4年生の患者様は非常に立派に治療を受け入れました。


引っ張り出すことには成功しましたが、スペースがなかったため歯は顎の中で90度捻転していました。

なんとか戻さなければなりません。

約3ヶ月後です。

ようやく、本来つけたかった装置をつけられるような歯並びになりました。

これで今、銀歯が入っている乳歯の所に永久歯をうまく生えさせる準備が整いました。

乳歯が生え代わりで全て抜けるまで、治療は続きます。

小学生からの歯科矯正(早期治療、歯並び育て)は 330,000円(税込)

および 調整料1ヶ月に5,500円/月(税込) です。

年齢 9歳男子
治療費 330,000円+5,500円/月(税込)
リスク・注意点 ・矯正に伴う歯の痛みや違和感を感じる場合がございます。
・計画どおりに歯が動かない場合があります。