小さな入れ歯にして欲しい 60代女性
投稿日:2020年12月6日
カテゴリ:01.ミラクルデンチャーの症例 03.入れ歯の症例
60代女性です。
後ろの歯が2本なくなってしまいました。
歯の番号で言いますと、左上の6番、左上7番の2本がなくなっています。
このような場合、私は患者さんの経済的負担を少なくするために、6番だけにインプラントを入れます。
インプラントは当医院の場合、被せ物を含めて約35万円、税金入れて38万円程度かかります。
それが2本だと70万〜80万円かかります。
6番1本だけならば、35万円で、しかもかけた費用に対して非常によく噛めます。
しかし、7番はかけた費用に対して得られる機能(コストパフォーマンス)が低いのではないかと思います。
術前です。
これに保険で入れ歯を入れようとすると下の図の様になり、たった2本のために天井の間隔が非常に悪いものとなってしまいます。
骨が薄いため、インプラントだけでなく骨も作る必要がありました。
患者さんと相談の結果、自費の義歯ミラクルデンチャーとなりました。
年齢 性別 | 60代 女性 |
費用 | 自費部分義歯ミラクルデンチャー 350,000円 |
期間 | 1ヶ月 2回 |
リスク | ごく稀に金属アレルギーを発症する可能性があります。 咀嚼能力はインプラントに劣ります。 しかし、外科処置をほとんど必要とせず、期間も短く、体に優しく、しかもインプラント1本分の金額で多数歯の治療ができるため、コストパフォーマンス・費用対効果の点で大きなメリットがあると思います。 |
入れ歯のフック(クラスプ)がかかる歯をかぶせものにして連結させればよろよく入れ歯が入ったのですが、綺麗な自前の歯を削るのは忍びなく、全く手をつけずに入れ歯を作ることにしました。
噛む力は、入れ歯に比べるとインプラントが勝っています。
小数歯(1~2本)の欠損の場合は、当院でもインプラントを選択するケースが多々あります。
しかし、多数の歯が失われているならば、インプラント1~2本分で、口腔内全体の治療が終えられるので経済的に魅力があると思われます。
なお、当院では、昼休みや診療終了後に 入れ歯無料相談 も行っておりますので、是非ご利用ください。
※ご来院前に当院の入れ歯治療のページをご覧いただけるとスムーズかと思いますのでぜひご覧ください。
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