40代女性 噛めるようになりたい、見た目も良くしたい 部分入れ歯

投稿日:2020年12月13日

カテゴリ:01.ミラクルデンチャーの症例 03.入れ歯の症例

40代女性です。今入っている入れ歯が合わない、噛めるように、見た目も良くしたいということで来院されました。
約50km離れたところにお住いのため、合いは悪いですが見た目だけの入れ歯を作り、落ち着いてから本格的に入れ歯を作ることになりました。

「部分入れ歯が合わない」というとすぐに部分入れ歯を作り直せば良いと考えるかも知れません。
しかしそれではダメなのです。
部分入れ歯が合わないのは入れ歯が悪いわけではありません。
残っている歯が部分入れ歯に合わない形をしているから、部分入れ歯がうまく入らなないのです。
段取り8割・仕事2割 という格言がありますが、部分入れ歯治療において段取りとは残っている歯をどのような形にするかです。そこに時間がかかります。

もし、全てをインプラントにして自分の歯と同じようにした場合、
上約300万、下約250万、計500万円強 となり、とてもそのような金額では出来ませんでした。
そこで、上保険義歯、下自費の部分入れ歯 となりました。

術前です。

この2本の歯は虫歯が進行し過ぎて残せません。
マスコミは「抜歯する歯医者は悪い歯医者だ」とやたらと言いますが、残しておくとむしろ衛生的にも機能的にも問題が残るケースというものは多々あります。

虫歯や入れ歯の治療とともに歯周病の治療も必要です。
「歯医者は回数がかかって長いから嫌だ、ヤブばかりだ」という人のほとんどは数回の治療で終わるような軽症ではなく、ご自身のひどい状態がわかっていないのではないかと思います。
この方は十分にご理解いただいており、遅刻もキャンセルもなく、スムーズに治療が進みました。

 

術後です。
上は保険の入れ歯です。下は歯に引っかける部分入れ歯のバネ(クラスプ)が目立たないようにするために自費の義歯ミラクルデンチャーを希望されました。

患者さんの左上の奥歯(写真向かって右側)には歯を入れませんでした。
ここは入れ歯の厚みがあまりに薄く、ここに歯を入れるとピンク色の部分が作れなくなり、入れ歯の形が作れなくなる為です。

自費の義歯ミラクルデンチャーが入っています。保険のものよりフィット感がよく、バネ(クラスプ)も見えない為見た目も良いです。
私自身は入れ歯を入れていないので入れ歯を入れる感覚がわからないのですが、保険の入れ歯よりも軽く感じるそうです。もちろん厚みも保険の入れ歯より薄い為、邪魔にならないそうです。

年齢 性別 40代後半 女性
治療費用 保険3割負担(抜歯 保険の仮義歯 前歯の被せ物 歯周病治療)
75,000円(5ヶ月11回)
自費義歯ミラクルデンチャー
385,000円(税込)(3回1ヶ月)
治療期間 保険 5ヶ月11回
その後自費治療 1ヶ月3回 
リスク ごく稀に金属アレルギーを発症する可能性があります。
咀嚼能力はインプラントに劣ります。
しかし、外科処置をほとんど必要とせず、期間も短く、体に優しく、しかもインプラント1本分の金額で多数歯の治療ができるため、コストパフォーマンス・費用対効果の点で大きなメリットがあると思います。

当医院の治療を非常に高く評価していただき、ご家族も紹介して頂けました。

噛む力は、入れ歯に比べるとインプラントが勝っています。
小数歯(1~2本)の欠損の場合は、当院でもインプラントを選択するケースが多々あります。
しかし、多数の歯が失われているならば、インプラント1~2本分で、口腔内全体の治療が終えられるので経済的に魅力があると思われます。
なお、当院では、昼休みや診療終了後に 入れ歯無料相談 も行っておりますので、是非ご利用ください。

※ご来院前に当院の入れ歯治療のページをご覧いただけるとスムーズかと思いますのでぜひご覧ください。

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