親知らずを抜く時期:実は小・中学生?

投稿日:2016年12月2日

カテゴリ:虫歯の症例

親知らず(下あご)を抜くのによい時期はいつでしょうか?

もちろん、20歳を超えて痛みが出てから抜歯するのも悪くはありません。

しかし、リスクもたくさんあります。

一番大きなリスクは、歯の根が完成していて、その根の先が神経の管に当たっていて、抜歯によって神経を痛めて知覚麻痺が出てしまうこと です。

ほかにも、年齢が高くなればなるほど、一つ手前の歯(7番)の根を壊したり、前歯の歯並びをガタガタにするなどのトラブルが増えます。

矢印の部分が痛みのあった部位です。

親知らず

親知らずを抜歯をすると手前の歯の根は大きくえぐられていました。

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もし16歳くらいまでに親知らずを抜歯することができれば、手前の歯を壊す可能性や歯並びを乱す可能性を低くすることができ、また、抜歯による知覚麻痺出現の予防・歯並び崩壊に対する予防も期待できます。

当医院では中学生くらいからの矯正治療では、頑張って親知らずを抜歯していただいています。

結論として、小学校高学年から高校1年くらいまでの間が、歯並びやリスクを考えた時のベストシーズンと言えるかもしれません

残念ながら保険はききません。また、難しい場合は紹介して他医院で抜歯していただくこともあります。