歯の根の治療(根管治療)で骨ができる
投稿日:2021年11月7日
カテゴリ:11.歯周治療の症例 12.虫歯の症例
40代の女性
奥歯がぐらつくという事で来院されました。
青で囲った部分の骨が少なくなり、歯の周囲のレントゲン像は黒くなっていることから、歯を支える骨がかなり少なくなってレントゲンが透過しているという事がわかります。
歯医者が世間一般で嫌われることとして
回数が多い、痛い、形が変わらないので何やっているかわからない というものがあります。
入れ歯や被せ物ならば形が変わっていくので、治療が進んでおるのがわかります。
しかし、家で言う所の基礎建築土台作りは形が変わらないので、患者さんはあまり評価してくれません。
根管治療と言って歯の中の細菌を除去することによって歯のぐらつきが無くなることがあります。
歯の周囲の黒味が無くなり、歯の周囲に骨ができたのがわかります。
根管治療を行う事によって歯を指示する骨の量が増えたのです。
回数がかかると言って不満を思うのではなく、意味のあることをやっていると考えて頂ければ有難く存じます。
年齢 性別 | 40代 女性 |
治療費用 |
根管治療約5,000円 3割負担 |
治療期間 | 約1か月 |
リスク |
アメリカをはじめとする日本以外の国では30万円程度かかります。治療の内容としては当然30万円の方がいいですが、技術がお金に完全比例するわけではありません。 マスコミは日本の歯科を非難しますが、金銭のことは全く言いません。 |
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