長文ですがご容赦下さい。
2,3回の治療できれいな歯ならびになるのは、ある意味本当であり、
時間の無い芸能人がやっているのもこの方法だと思います。
ただし、ワイヤーなどで歯を動かす矯正ではありません。
歯を抜いたり、削ったりして、被せものによって見かけだけきれいにすると言う方法です。
参考
http://search.yahoo.co.jp/bin/query?p=%a5%af%a5%a4%a5%c3%a5%af%b6%ba%c0%b5&fr=top%2c+top
物事には利点と欠点があります。
利点
1.少ない回数と短い期間
2.作り物の歯なので自前の歯よりも白くできる
欠点
1.虫歯ではない、きれいな歯を削ったり、抜いたりして手を加えることになる。
2.手を加えた歯の寿命は必ず短くなる
3.人工物であるから、いつか必ず壊れる
4.かみ合わせが大きく変化するため、頭痛・肩こり・めまい、といった不定愁訴がでやすい。
特に出っ歯の方が前歯だけ引っ込めてきれいな歯並びにすると、これ等の症状が出やすいです。
理由は、治療した前歯が、下あごの前方への動きを壁のようにさえぎるため、
下あごが後ろに押し込まれて自由に動けなくなるからです。
では、どのような方に向いているかというと、以下のような方には向いているかと思います。
1.既に前歯に治療がなされている方、もしくは治療が必要なくらい虫歯になっている方
2.ある特定の日(例えば結婚式など)・特定の期間(芸能活動など)にきれいでありさえすれば、
その後、多少のことは我慢するという覚悟のある方。
どのようなことにも利点・欠点があり、人によって価値観や事情も違うため、
一概に良い・悪いと言うことは私には言えません。
しかし、自分の家族に、この2,3回できれいになるクイック治療を行いたくはありません。
欠点が利点をはるかに上回ると思うからです。
芸能人は見た目の美しさが仕事であり、数年のブランクがあるとブームが去ってしまうので、
クイック治療にならざるをえないと思います。
一般の方は、一時の美しさのために、歯の寿命や体の健康を犠牲にすることはないと思うのです。
むしろ、2〜3年かけてワイヤーで歯を動かす、一般的な矯正治療を、家族には勧めると思います。
昔は歯にワイヤーをつけていると気味が悪いと言われましたが、
現在では教育や教養の高い方ほど矯正に治療に理解を示して下さいます。
細かいこと挙げればまだまだ有りますが、大まかな所では以上かと思います。
くどいようですが、価値観・事情によって、利点と欠点の大きさが変わるということをご理解下さい。
なお、現在オペラデンタルでは矯正治療を行っておらず、矯正専門医に紹介しております。
矯正歯科と一般歯科は同じ歯科でも、眼科と耳鼻科くらいの違いがあり、大学を卒業した時点から進路が違うためです。
患者様には不便かもしれませんが、専門医が行ったほうが、質の高い医療を受けられると考えるからです。
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